2026年5月12日 中日戦
結果:横浜3-1中日
敢闘選手賞:東
「山崎はひやひやさせたわね」
結乃が肩をすくめていう。
「四死球で自分で苦しくしちゃったね」
理衣は胸をなでおろして言う。
山崎も疲れが出てきたか。
それでも抑えは最終的に1点でもリードして勝てばよいのだ。
「東、金丸ということでやっぱりロースコアになったわね」
「その中でも東投手がきっちり6回無失点!」
「前回の金丸との投げ合いでは負けたからね。球数的にはもう1イニングいけたと思うんだけど」
「その辺の継投はなんか意図があったのかな」
それでもレイノルズ、中川虎は危なげなく。
レイノルズは登板過多もあったが、中川は完全に8回の男に固定するのか。
「打線は3点をもぎったわね」
「金丸投手が6四死球と苦戦していたね」
「やっぱ失点につながるわよね」
「この試合は下位打線で点をとったね」
試合に勝った一方で、衝撃のニュースも飛び込んできた。
山本とソフトバンクの尾形、井上との1-2のトレードである。
「まさか正捕手をトレードするとはね!」
「びっくりだし悲しいです!」
「投手陣が苦しいというのと、宮崎や筒香の後釜候補、ってのは意図は分かるけれどね」
「それでも扇の要、捕手を自ら出すってのがね」
もちろん、来年中にはFAを取得する、というところもあったのだろうが、思い切ったことをした。
「当然、ファンからも色々な声があがっているわね」
「それはもう当然だよね」
「とはいえ決まったことだから応援するしかないわ」
「こちらとしてはそうだよね」
松尾が育ってきてバックアップには戸柱がいる。
人的補償で古市を確保したのも、大きかったのだろう。
「果たしてこれが吉と出るか、っていうか、そうしないとね」
「全員、頑張ってほしい!」
複雑な胸中はあれど。
山本も、尾形も井上も、頑張ってくれ!