2018年9月19日(水) vs 読売ジャイアンツ
結果:横浜6-1 巨人
敢闘選手賞:東、大和、ロペス
「東さまさまね!」
試合をテレビで観戦していた結乃がしみじみと言う。
「凄かったね、8回1安打1失点!」
手を叩いて喜んでいる理衣。
「惜しかったわね、7回2死までパーフェクト。ヒットを打たれるのは仕方ないけど、ホームランとは」
「ヒットだったら、防御率も1位になったんでしょう?」
「まあ、下手にランナーが出る形じゃなくて切り替えやすかったのかもしれないけどね」
防御率はまだ次の登板以降で良くすることも出来る。
重要なのは、良い形で勝利することだ。
「東投手に対しては言うこと無いね」
「そりゃそうよ、これだけの投球をしてくれたら」
「中継ぎ投手も休ませることが出来たし」
「安心して見ていられる試合だったわね、久しぶりに」
「というのも、打線が効果的に点を取ったからだね」
東がいくら抑えたところで、点が取れなければ意味がない。
「まさか、大和が先頭打者ホームランとは、誰も予想しなかったでしょうね!」
「腕をたたんで上手に打っていたね!」
「ただ、その後のチャンスでは相手の好守で流れが止まったかなと思ったけれど・・・・」
「ロペス選手が追加点となる3ラン!!」
「早い段階で点差を付けられたのはよかったわよね」
そしてロペスはこれで通算150号。
この先もまだまだ横浜で記録を伸ばしてほしい。
「その後も大和選手のタイムリーに、ロペス選手のこの試合二本目のホームラン!」
「怪我をしてから大きいのが出なくなっていただけに、ロペスの調子が良くなると嬉しいわね」
まだ本調子かわからないが、宮崎、ソト、筒香、ロペスと並ぶのは脅威になるだろう。
その前後がもっと打てて相手にプレッシャーをかけられると良いのだが。
「8安打で6点だから、HRからめて効率よく点は取れたわよね」
「あとはやっぱり下位打線かな?」
「桑原はノーヒット、細川は仕方ないけれど見逃し三振2つは駄目よね。振らないと」
残り試合も少なく、下位打線にはもう期待できない。
2-5番の4人でいかに点を取るかで、この先の試合は乗り切るしかないだろう。
「さあ、これで3位と0.5ゲーム差!」
「このまま一気にいきたいわね。CSいくなら借金も帳消しにしたいわ!」
「ええと、今借金9で残り14試合だから、12勝しないと駄目だよ!?」
「6連勝を2回すればよいのよ、いけるわ!」
「ま、まあ、それくらいの気じゃないとね」
「あたしは本気よ!」
そうだ、借金なんか抱えずにCSにいこう!
厳しいけれど、可能性があるなら追いかけるべし。