2019/3/9 広島戦 5-12 京山、爆発炎上。16安打5点、ストレス溜まる試合!
「見事な炎上ね!」
「う、うーん・・・・」
もはや開き直るしかない結乃、言葉に困る理衣。
何せ、4回を投げ切れずに8失点である。
もは言いようもない。
「オープン戦で良かったというべきか、まだまだ京山の力不足というべきか」
「今年は期待の年のはずだったのにー」
「言っても、高卒3年目だしね」
2018年も6勝して確かに良い投球は見せてくれた。
だが、期待しすぎるものでもない。
「これを糧にしてくれればいいけれど、開幕ローテが遠のいたことは確かね」
「まだ、投げる機会はあるかな?」
「さすがにこれで終わりってことはないと思うけれど、内容が悪いからねぇ」
渋い表情の結乃。
「阪口も代わり端打たれて、四球も多かったし、まだまだって感じね」
「次の2イニングは抑えたけれど」
「だから、その2イニングで四球3つ出しているんでしょうが」
「厳しい!」
「内容よ、内容!」
と、実際の試合を観ていない結乃が偉そうに言う。
「だ、打線は活発だったね!」
「どこがよ、16安打で5点って、頭おかしいんじゃない?」
「ひ、酷い・・・・」
「だって広島は13安打で12点よ?」
返す言葉もない理衣。
「まー、ヒットが出てもなかなかホームに帰って来られないコト! 以前と変わらないじゃない」
「得点効率の悪さだね。カープさんはちゃんと点を取るもんねぇ」
「本当に、横浜らしいっちゃあ横浜らしい試合ね!」
ヤケクソのように言う結乃。
どうしたらこれだけ効率悪く攻められるのだろうか、本当に。
「まあ、タイムリーは出なかったけどソト、ロペス、宮崎はヒットを放ったし、楠本、柴田、宮本なんかがマルチでアピールしたのは良いとしましょう」
「そうそう、オープン戦だし、良いところもね」
「ヒット数だけ見れば良いことばかりに見えるけれど・・・・」
「ほら、倉本選手にも初ヒットが出たし!」
「そうね」
「なんか、反応が冷たいよう」
嘆く理衣。
「反応しただけマシよ!」
「え、それはどういう・・・・あ!」
気が付いたように目を丸くする理衣。
「えっと、中後投手・・・・」
「3/10は下関だけど、雨になりそうね、残念!!」
「・・・・」
色々と頑張れ、色々なみんな!