2019年7月15日 広島戦
結果:横浜5-8広島
敢闘選手賞:細川
「ダメな井納の日だった!」
大地に拳を打ち付ける結乃。
「よーいどんで4点は厳しかったね」
理衣もがっくりと肩を落とす。
後半戦の開幕試合は先発の井納が試合を作れずに敗戦した。
「カープの連敗を止めて、これで勢いに乗らせたりしないようにしないとね」
「この試合では筒香選手が2番に入ったね」
「まー、4番でチャンスに打てていなくて、出塁率は高いからね。気分転換もあるでしょうし」
「実際、3出塁しているもんね」
出塁率という点ではこの試合でも力を発揮し、チャンスを広げてくれている。
あとは、後ろを打つ選手次第というところか。
「ソト、ロペス、宮崎の誰かが打てば、ってところね。この試合ではソトがタイムリーを打って点が入ったわ」
「3回は想定通り、って感じだったね!」
「それだけに、3点で終わってしまったのが痛かったわね・・・・」
3点をとってなお1死満塁で、佐野が痛恨のゲッツー。
この試合はあそこであろう。
「せめて犠牲フライでも出ていれば何か違ったかもなんだけどね」
5番に入れた佐野が仇となってしまった。
「その後はあまり見せ場もなかったけれど最終回、代打の細川が2ランホームラン!」
「今シーズンも打ってくれたね!」
「やっぱりパワーは魅力よね。ライトへのホームランだし」
簡単に終わらなかったことを良しとしたい。
「ああ! でも初戦に負けたから、二戦目の上茶谷で勝たないと!」
「前回の登板が良くなかったから、修正できているか、だね」
「修正してくれないと困るわ。そして打線はアドゥワを早いイニングで攻略したいわね」
アドゥワも良い時と悪い時が比較的はっきりしているイメージがある。
今度はどうなるか。
「これでまた借金3、貯金が遠ざかっちゃったから、やっぱり大きな連勝したいわよね」
「連勝が少ないもんね」
最高でも4連勝では、そうそう貯金していくのは難しい。
「とはいえ、長打待ちの打線では連勝が難しいのは確かよね。打てなくても点が取れないと、ね」
「でも、それを今嘆いても」
「そう、そういうチームなんだから仕方ない! それで戦い続けるしかないのよ!」
ならば、そういう戦いで連勝してくれ。
とりあえず、二戦目は勝て!