2020年8月5日 中日戦
結果:横浜8-2中日
敢闘選手賞:ロペス、佐野、高城
「高城がまた打った!?」
驚きの声をあげたのは結乃だけではないだろう。
「これで3戦連続だね!」
理衣が言う通り、高城が出場試合3戦連続でHRを放った。
昨季まで、プロ通算1HRの男が、である。
「とまあ、驚きもあったけれど、試合自体は完勝ね!」
「危なげない感じだったね」
「初回だけね。ライト、あの時間帯は見えづらいのかしら?」
梶谷もそうだが、初回のソトの当たりに対する中日の井領も変だった。
それでも味方の失策と、いつも通りの四球で満塁のピンチもどうにか切り抜け、3回以外は危なげなかった濱口。
「でも足、大丈夫だったのかな?」
4回に、不安な様相を見せた濱口。
「5回も投げたし、おそらく問題はないとは思うけどね」
そのイニングだけではなく、次の1イニングも投げたので大丈夫なのだろうが、無理はしないでほしい。
今のローテが上手く回っているだけに。
「打線も、相手の守備もあったとはいえ初回のチャンスにロペスがタイムリー! 久々な感じね」
「入ったかと思ったけれど、意外と伸びなかった?」
「ちょい詰まったのかしらね。まあでも、当たりの無かったロペスが先制タイムリーを放って良かったわ」
「次の宮崎選手もタイムリー、かと思ったけれど・・・・」
「やっぱり鈍足ね! まあ、あの当たりじゃ無理かなと思ったけれど、次が高城、濱口だから突っ込ませたのかしら?」
「この試合は効果的に点が取れたね」
「そうね、1点差に追いつかれた後ですぐに点を取れて、その後も小刻みに点が取れたしね」
「後半は得意の一発攻勢で突き放し!」
「しかし宮崎は相変わらず凄いわね。あの内角球を上手いこと打ってホームランにしちゃうんだもん」
まさに宮崎、の打ち方であった。
「そしてなんといっても佐野選手! タイムリーが2本に、最後はホームラン!」
「まさに4番の活躍ね。本当に、ここまで打つとは思わなかったわ!」
「ずっと安定しているしね、このままシーズンを走りきってくれるといいけれど」
「周囲の皆もフォローしているしね」
「投手陣も、無難に抑えて、こうなると高城スタメンの試合をもっと観たくなるわよね」
「打撃でも結果を出しているもんね!」
どんなものでしょうか首脳陣?
「これで連勝! さあ、3連勝を目指して、3戦目は好調の大貫!」
「ここでもまた是非、好投を!」
「相手は松葉かぁ、この前、抑えられたからリベンジしたいわね!」
「左腕だから倉本選手がスタメンかな?」
「なぜか左腕に強いのよね。守備は怖いけれど、打たないと仕方ないからね」
今のところ横浜スタジアムで中日に負けなし。
このまま3連勝として巨人を追いかけていきたい!