2021年振り返り　#56　故障に苦しんだ一年。しっかり治して反撃したい　髙田　琢登

2021年振り返り　#56　故障に苦しんだ一年。しっかり治して反撃したい　髙田　琢登

「ルーキーの高田ね
唸るように言う結乃。
「期待の高卒左腕だね」
頷きながら言う理衣。

１年目、２軍の成績はこちら。

＃５６　髙田　琢登

登板試合　：　　　１
投球回数　：　　　１
防御率　　：０．００
勝利　　　：　　　０
敗北　　　：　　　０
セーブ　　：　　　０
ホールド　：　　　０
奪三振　　：　　　０

「高田も故障に苦しんだパターンね！」
「２軍でも１試合だもんね」
「キャンプからリハビリ、１試合登板したけれど左肩のクリーニング手術を受けて結局それだけだったからね」
「でも高卒だし、ここで無理する必要はないよね」
「それでも年俸２０万増は期待の表れかしらね」
「そうそう！」
「まー、評価のしようがないけれど１年目なので６０点で」
「確かに、これだと評価できないよね」

何はともあれきっちりと治すこと。
ドラフト６位とはいえ、楽しみな左腕として期待をしているのだ。

「１試合の登板だったけれど、その内容がよかったみたいね」
「３人でぴしゃりだったもんね」
「のびのあるストレートでのクロスファイアが武器かしらね」
「強気な姿が良いよね」

将来的には先発を代表する左腕になってほしい。
タイプの異なるドラ３左腕、松本と切磋琢磨し、二人で先発ローテに入れると嬉しい。

「まずきっちり体を治し、２軍で成績を残さないとね」
「それだけのものは持っていそうだよね」
「今季、それをなして、来季中に一軍登板とかがまずは現実的な目標かしら？」
「焦らずに！」

何度も言うが、楽しみな左腕なので、焦りすぎず、でもしっかりと！

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