2022年4月16日 ヤクルト戦
結果：横浜６－０ヤクルト
敢闘選手賞：上茶谷、ソト、宮崎
「よっしゃ、連敗ストップよ！」
結乃が拳を天に突きあげる。
「投打がかみあいました！」
理衣も拍手する。
３連敗、横浜スタジアムでは勝ちなしの４連敗。
嫌な流れを断ち切ったのはやはり投手であり、守備であった。
「なんといっても上茶谷が９１球、無四球完封！」
「素晴らしいね、悪い所がなかったね！」
「守備も好プレーが出たしね、やっぱり守備からよ！」
「上茶谷投手は本当に復活したかな！？」
ローテーション６枚目のところから、東の故障の代役で好投。
さらにコロナで先発投手が不足したことで、ローテを継続。
そのチャンスを完全に活かした。
これでしばらく、ローテを外れることはないだろう。
「チームとしても初の完投は助かるし、これで３戦目は投手をつぎ込めるわね」
「それも大きいよね！」
「そしてヒロインには呼ばれなかったけれど、やっぱりソトの先制弾が大きかったわよね」
「初回だしね。復帰してから好調を維持しています！」
「昨年は好調な時期すらなかった感じだけど、ちゃんと準備して練習すれば爆発するときがあるからね」
「タイトルをとったころのソト選手に！」
「３回には宮崎が追加点となる２ラン！」
「宮崎選手らしく、緩い球をうまいこと打ったよね」
「ファウルにならず、スタンドインするのが宮崎のうまさよね」
「序盤で追加点が取れたのは大きいよね」
「そして６回には佐野が駄目押しの２点タイムリー！」
「理想的な点の取り方です！」
「３－５番のクリーンナップが揃って２打点だしね」
「これでかなり楽になったよね」
連敗中はやはり打線が得点するのが難しかった。
今の編成では、やはり３－５番が長打で得点、これを狙うしかないだろう。
「１、２番の宮本と関根は１回ずつしか出塁できなかったけれど、その唯一出塁した６回に佐野が打てたからね」
「とはいえ、１－２番はやっぱり課題かもね」
「同じ打率なら、長打のある大田でも良いと思うんだけど。で、打てる選手を１番から並べると」
「なかなか、そういうのも難しいんじゃない？」
オーソドックスな采配では、そのような起用も難しいか。
「カード勝ち越しをかけて、３戦目は大貫！」
「今季初勝利を狙います！」
「相手は左腕の高橋、嫌な相手ね・・・さて、どんなスタメンを並べるかしら？」
いずれにしても大貫が抑えてくれることが前提。
打線はなんとか、クリーンナップで得点するしかない。
「この試合も初回、ソトの２ランのあとに３連打で無得点だからね！」
「確かにねー」
次が阪神戦だけに、勢いをつけていきたい。
３戦目、頑張りましょう！
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