2022年5月22日 ヤクルト
結果:横浜3-5ヤクルト
敢闘選手賞:牧
「これで日曜は全敗を継続!」
結乃が吐き捨てる。
「土日あわせても1勝だけだもんね」
理衣がガックリと肩を落とす。
打線は11安打を放つも相変わらず効率悪く3点。
相手のヤクルトは8安打で5点。
四球もからめて効率よく点をとっている。
「結局は牧でしか点が取れないのよね!」
「牧選手で3打点、か」
「佐野も4安打したけれど、桑原が出塁しないからそれ以上の点にならないわ」
「うぅん・・・」
結局、佐野、ソト、牧、宮崎の4人で点を取るしかないが、この4人は足が遅い。
HRが出ない限り、大量点にはならないのだ。
「もー、やっている野球が去年から変わらないわね。まあ、足を使えるような選手がまともな成績残せないから」
「結局は主力の4人の打撃頼り、になっちゃっているもんね」
「もう、桑原とか神里じゃなくて、村川と大橋を1、2番で起用したら?」
「また、そんなことを・・・」
しかし、そう言いたくもなる。
結局、ラミレス時代が残した野球からの脱却はそう簡単ではないということ。
残った主力が、そういう選手ばかりなのだから。
「先発の有吉も4回3失点じゃあねぇ」
「1、2回と失点はきついね」
「それもそうだし、入江も重要な中盤で2失点。四球がらみで無駄な失点よ」
「うまくいきません」
週末、2点差ということで伊勢も出したが、打線は全く無抵抗。
どうしたらよいものか。
「これで交流戦突入か・・・」
「ここで流れを変えられるように!」
「そうねぇ、期待薄な感じだけど」
「そ、そういわないで」
とりあえず、週末ローテをどうするか。
週初めローテはロメロ、今永、濱口でいけそうだから。
石田の復帰が出来れば、というところなのだが。
「ワクワクする試合がみたいわねー」
「毎週、月曜日を迎えるのが辛いね」
そんなことをファンに思わせないでくれ。