2022年7月1日 ヤクルト
結果:横浜6-4ヤクルト
敢闘選手賞:ソト
「よっし、とりあえずカード頭をとったわ!」
結乃がガッツポーズを見せる。
「首位のヤクルトさんのM点灯を阻止しました!」
理衣も万歳している。
とにかくカード頭を今永で勝たないと厳しい。
決して完全ではないにしろ、勝ち切ったのは大きい。
「2戦連続KOされていた今永が、この日も序盤で3失点してどうなるかと思ったけどね」
「なんとか7回途中まで投げてくれたもんね」
「最低限の仕事は果たしてくれたわね」
「阪神3連戦で中継ぎ陣が登板していただけに、7回まできてくれたのは大きいよね」
この日、伊勢とエスコバーは恐らく登板回避だっただろう。
それだけに、今永に7回までは投げてもらい、8、9回を、クリスキー、山崎で、というのが望む展開。
そしてほぼその通りになってくれた。
「ピンチの火消しをした健二朗も、いきなり無死1、2塁にしちゃったクリスキーもそのあとは踏ん張ってくれたしね」
「まさに、皆で勝ち取った勝利です!」
「打線も、初回に佐野が先制HR!」
「コンスタントに毎試合、ヒットを打ってくれるよね」
「そして2回は復調傾向のソトが2ランHR!」
「これからガンガン打ってください!」
3点リードも、2回、3回と今永が打たれて同点にされてしまう。
嫌な空気が流れるところだが。
「追いつかれた直後に、ソトがまた勝ち越しタイムリー!」
「取られたすぐ後に取り返したのが良かったね」
「5回にも大田がタイムリーを打ったんだけど、その裏に今永も打たれてすぐ1点差」
「さすがにヤクルトさんは強いよね・・・」
しかし6回以降はランナーを出すもなんとか踏ん張り、逃げ切った。
「まー、打線に関してはチャンスで併殺もあって、もうちょっと取れていればなー、てとこだったんだけど」
「そうすべてはうまくいかないでしょ」
「そうね、牧が相変わらずでこの試合もノーヒットなのが不安だけど」
「うーん、乗り越えてもらうしかないです」
それでも今は、牧以外の選手が比較的打ち出したのでカバーできている。
4月、5月は牧一人に頼っていた状態なので、ここは皆で牧の不振をカバーしたい。
「さあ、連勝してカード勝ち越し、ヤクルトの連続カード勝ち越しも止めたいところだけど」
「2戦目は濱口投手、うーん、頑張って信頼を取り戻してほしい」
「良い濱口だといいんだけど。相手がサイスニード、なぜか横浜が苦手にしているのよね!」
「今度こそ攻略してくれると信じて!」
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