2022年振り返り #21 規定に乗せノーノーも達成したエース今永先生! 今永昇太
「今季はノーノーも達成した今永ね」
結乃が鼻息も荒く言う。
「エースですね」
理衣が胸を張って言う。
二けた勝利もあげ、規定投球回数にも乗りました。
#21 今永昇太
出場試合 : 21
投球回数 :143.2
防御率 : 2.26
勝利 : 11
敗戦 : 4
ホールド : 0
セーブ : 0
被打率 : .204
WHIP : 0.94
奪三振 : 132
失点 : 37
「うん、90点はあげられるわね」
「逆に言うと90点止まりなのは?」
「やっぱり怪我でシーズン序盤に投げられなくて、登板数も少なくなったことね」
「うーん、手厳しいね」
だが、今永に求めるレベルはそれだけ高いともいえる。
「ただ、内容的にはほぼ文句ないけれどね。規定に達し、防御率も2点台前半で、WHIPも1切りだからね」
「1イニングにランナーを出すのが1人以下、ってことだもんね」
「打撃の方でも貢献していたりしたしね」
「確かに! 9人目の打者、だね!」
そういう面、姿勢でも、エースとして引っ張っていってくれている。
「あと望むとしたら、実は意外と重要なところでの勝ち星が少ないというね」
「そうだっけ?」
「今永のせいじゃないけれど、今季も優勝決定の試合で投げていたのは今永、実は2021年もなのよね」
「好投しているんだけどね」
「ルーキー時の初のCSでの広島戦の登板とか、日本シリーズのソフトバンク戦とか、なかなか勝ちがついてこないという」
「うーん、打たれたのはCS広島戦くらいなんだけどね」
本人も言っていたが、チームを勝たせられる投手、というものか。
まあ、十分にやってくれていて、打線とか諸々の兼ね合いではあるのだが。
「でも、ノーノーもやって、日本代表にも選ばれて、年齢的にも若手にも気を遣って、色々やってくているからね」
「新人選手の入団会見でも登場したしね」
「姿勢面では文句つけようないから、あとは故障に気を付けてね!」
「本当に、活躍すると怪我とか、そういうのがあったから、やっぱり連続で結果を残したいよね」
そう言う意味では、2023年、大事になる。
開幕からフル回転で頼みたいですね。