2022年振り返り #22 ドラ1の力を見せつけた!ギャグも絶好業!? 入江大生
「2000のギャグを持つ男、入江!」
結乃が笑いながら言う。
「そこをクローズアップする?」
理衣も苦笑い。
とはいえ、本職の野球でも大きく成長を見せてくれた入江である。
#22 入江大生
出場試合 : 57
投球回数 : 63.0
防御率 : 3.00
勝利 : 5
敗戦 : 1
ホールド : 10
セーブ : 0
被打率 : .215
WHIP : 1.19
奪三振 : 69
失点 : 23
「一年目で悔しい思いをして、でも故障をなおして中継ぎ転換して結果を残したわね」
「数字も大きくよくなりました!」
「登板数も伊勢、エスキーに続くしね」
「よく投げてくれたよね」
ビハインドからリードしているときも。
イニング途中からも回跨ぎも。
いろいろな場面で投げてくれたが、信頼を得てシーズン終盤は勝ちパターンにも入ってきた。
「なんといっても、良い時の直球はエグイわよね」
「あれは本当に! 打てない、って感じがするよね」
「あのストレートを見ると、ドラ1だわーって感じがするわよね」
「奪三振も、投球回数を上回っているしね」
直球と落ちる球。
上体の良い時は本当に打たれると思えない球を投げてくれている。
「あとは、マウンドでぐんと沈み込んでキャッチャーのサインを見る姿勢ね」
「木塚コーチの現役時代を思い起こさせます!」
「気合が入っている、って感じよね」
「本人は無意識かもね」
「あとは、調子があまり良くないときにもそれなりに抑えられる術を身につけられればね」
「その辺は経験もあるだろうしね」
「そして57試合投げた疲れとか、体のケアを気を付けて!」
「そう言いながら、WLに参加して投げているんだよね」
本人の志願とも言うし、大丈夫ではあるのだろうが。
チームとしてケアして欲しい。
「ギャグもね、去年は活躍できずのファンフェスだったけれど、今年は活躍してのファンフェスだから満を持してね」
「わざわざビデオレターで参加するところが凄いね」
「そしてギャグもなかなか面白かったという」
「来季も二刀流で頑張って欲しいね!」
「いや、シーズン中は野球に専念で」
山崎も残留したことで、うまくいけば勝ちパターンは伊勢、エスコバー、入江の3人でローテーションを組めるかもしれない。
是非、その位置にいけるよう、更なる精進を積んで欲しいですね。