2022年振り返り #28 支配下登録され2024年から本当の勝負! 勝又温史
「支配下登録を勝ち取った勝又ね!」
結乃が嬉しそうに言う。
「いよいよ、2024年からが本当の勝負だね!」
理衣も気合を入れる。
2023年ファーム成績はこちら
#28 勝又 温史
出場試合 : 105
打数 : 342
打率 :.272
安打数 : 93
HR : 6
打点 : 30
得点 : 30
盗塁 : 0
「打率とかは落ちたけれど、打席数を貰っているのは期待の表れよね」
「落ちたけれど、.272というところで悪くはない感じだね」
「確実性はあげていきたいけれど、期待は抱かせるわよね」
「盗塁がなくなったのは残念。走れるはず!」
打撃に関してはもともとセンスはあった。
しかし、野手転向で課題はやはり守備。
それもあって昨季は支配下登録されなかったのだろうが、その守備面で改善がみられたから支配下登録されたのであろう。
「外野は層が厚く見えてそうでもないことがわかったからね」
「とはいえ、ドラフトでも外野手を獲得し、競争が激しいことに変わりはないからね」
「まずは勝負の土台に乗れたということで。ファームだけだけど、支配下登録されたからサービスで70点をあげましょう」
「本人も気合が入っているだろうね!」
年齢的には2024年に大卒2年目と同じ24歳。
若くはあるが、もう結果が求められる年齢でもある。
「上にいる梶原、そしてドラフト1位の度会と、上下にライバルがいる感じね」
「そこを勝ち抜かないとね」
「もちろん、桑原や関根だっているわけだけれど、何かしら武器が欲しいわよね」
「やっぱりパンチ力かな?」
もともと高校時代から打撃には定評があり、一発もあった。
ファームでも6本塁打を放っている。
「とにかく練習するみたいだからね。まあ、追いつくためには必要よね」
「追い抜かす勢いで!」
「一軍で見られる日を楽しみにしているからね」
「待っています!」
外野戦国時代になるくらい、頑張って欲しい。