2024年5月19日 中日戦
結果:横浜2-3中日
敢闘選手賞:-
「いやー、しかしこの3連戦、酷い試合続きだったわね!」
結乃が高らかに言う。
「一応、勝ち越したんだけどね」
理衣が控えめに言う。
なんというか。
お互いが勝ちを譲り合うような試合展開で、横浜がなんとなく2勝した感じだ。
「この試合、またも大貫を援護できず敗戦、と」
「大貫投手はQSは達成しているんだけどね」
「最初の失点はエラーからで、打線は援護できず、そのうちに我慢しきれず失点と」
「うーん、なんともやるせない!」
もちろん、良いあたりが中日の好守にはばまれてしまったのも多々あった。
とはいえ、相変わらずチャンスに何もできない。
「初回の無死1、2塁は併殺打。6回の無死1、3塁では後続が何もできず無得点。8回も1点取ってなお1死1、2塁で代打大和が併殺!」
「大和選手はこの試合で1500試合出場達成、おめでとうございます!」
「素直に祝いたいけれど、この直後にそれを言われてもねぇ」
「こればっかりは仕方ないじゃない!」
まあ、節目の試合で必ず活躍できるわけでも、試合に勝てるわけでもないから仕方ないのだけれど。
「今季の代打は得点圏で0割だからね! それでもまだチャンスの代打で起用し続けるのはどうなのかしら」
「切り替えて、チャンスメーカーになってもらう方がよいのかな」
「まあ、代打の層が薄いというのもあるんだろうけれど」
「牧選手が起用できなかったのも痛いね」
怪我でスタメンを外れた牧。
状態が悪いなら一度抹消してきちんと治したらどうか。
中途半端はやめてほしい。
「しかしまあ、こんな内容でも2勝1敗だからね、よしとしないと」
「少しずつあげていければ・・・」
「でも守備は酷い、攻撃では最低限ができないで打つの待ちじゃあ、なかなかねぇ」
「近年の悩みが解消されません」
毎年同じことばかりだけれど。
練習をしているのか。していても身につくのには時間がかかるのか。
辛抱強く待つしかないのでしょうかね?