2024年7月13日 巨人戦
結果:横浜1-6巨人
敢闘選手賞:吉野
「うーん、まあ、なんというか予想していたような展開ではあったわ」
冷静に結乃が言う。
「連敗、悔しい!」
理衣は歯噛みする。
でもまあ、予想は覆せなかった。
「それでも吉野は5回2失点と及第点ではあるわね」
「守備にも助けられた部分はあったけれど、今後が楽しみです!」
「ドラフトではずれだったか? なんて言われていただけに、本人もホッとしたでしょう」
「また次の機会も得られそうだね!」
次は更なるイニング数を伸ばしていけるようにしてほしい。
「だけど予想通り、打線がグリフィンを打てなかったわね」
「オースティン選手の一発だけでした・・・」
「その4回、同点に追いついた後でなお1死1、2塁でスタメンマスクの伊藤光が併殺でね・・・」
「あれが痛かったけど、まあ他も打てなかったしね」
5回は吉野が送りバントできず三振。
こういうところもしっかりしたい。
「そして中継ぎが失点してリードを広げられて、と」
「この辺は、ねえ」
現在は貯金があるが、それは中日、ヤクルトの下位チームに勝っているのと交流戦での貯金があるから。
セリーグの上位チームには勝てていない。
まあ、ある意味でチーム状況通りともいえる。
むしろ下位チームに取りこぼしが少ないから今の位置にいると言える。
「試合後、康晃をあげるって言っていたけれど、果たしてどれだけ状態が良くなっているか」
「今だと8回を任せる感じかな?」
「他にいないしねぇ。経験があるから、4凡でいいから抑えてさえくれればね」
「本当に苦しいね!」
先発が6回まで投げてくれれば、7回を中川、坂本でどうにか凌いで、といういところだろうか。
「巨人3連戦は苦しいだろうと思ったけれど、こうなると初戦の負けが痛いわね」
「なんとか3戦目、ケイ投手で勝ちましょう!」
「相手は復活した菅野だからキツイわね、これまた」
「それでも勝ちましょう!」
さて、なんとか一つ、勝ちましょうねホント。