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2018年ベイスターズの歩み ベイスターズ

2018シーズン前半を振り返ってみて

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2018シーズン前半を振り返ってみて

 

前半戦を振り返ってみましょう!
オールスター休みで公式戦がしばらくないということもあり、そんなことを言いだした結乃。
理衣としては想定通りであり、まあ頷くしかない。

「横浜DeNAベイスターズ、2018年前半の成績は以下の通りですね」
と、そこにひょいと現れたのは百合子であった。
艶のある黒髪を肩のあたりで切りそろえ、いつ見ても日本人形のようである。

36勝40敗2分
首位広島と7.5ゲーム差
最下位ヤクルトとは2.0ゲーム差

「現在はセントラルリーグで4位にいますが、2位から最下位まで3.5ゲーム差ですからね、順位にはあまり意味がないでしょう」
「そうね」
「なんか、あっさりしているね」
「だって、それくらいネットで誰でも分かるし」
との結乃の一言に。
「わ、私のレーゾンデートルが!!」
がっくりとその場に崩れ落ちて叫ぶ百合子。
しかし、すぐに立ち上がる。

「いいですか、横浜は本塁打数、盗塁数はリーグNo.1です! しかしながら総得点300点は、阪神につぐ低さでリーグ5位! これから、いかに得点効率が悪いかが見て取れます!」
ノートパソコンを片手に抱え、ビシッ、と指さしてくる百合子。
「打率も阪神につぐ低さ、四球数、出塁率は断トツ最下位ですからね、いかにホームラン一発頼みの攻撃だったかがわかります」
「まあねー、桑原、倉本、戸柱が昨年と違って全然だったから、ロペス、筒後、宮崎でしか点が取れない。となると一発頼みになるわよね。なんたって、下位打線がク●だったし
「結乃、言葉、言葉」
しかし、事実である。

「投手陣は先発投手が壊滅状態ですね。規定投球回数に達しているのはルーキーの東投手だけです
「今永、ウィーランド、濱口が全滅だったからね。東がいなかったらと考えると恐ろしいわね」
ルーキーに頼っていた前半戦。本当に一本釣りで獲得できたのは大きかった。

「中継ぎ陣は頑張ってくれていたよね! なんといっても三嶋投手の復活が嬉しいね!
「エスコバーもフル回転してくれて、砂田、三上と、登板数がかさんだけれど、そのおかげもあってどうにか凌いでいる感じよね」
QS率もリーグで断トツの最下位、驚きの34%台ですからね。中継ぎ投手もたまったものではないでしょう」
「う・・・・3割か。ちなみに、他球団は?」
「阪神、広島が50%台です。横浜の次に悪いヤクルトでも41%。尚、パリーグでも30%台のチームはありません」
「聞くと、本当に酷いということが良くわかるわね」
「ちなみに得点圏打率もリーグ最下位です」
「聞けば聞くほど駄目じゃない」
「そうです。数値的には惨憺たるものですが、それでも借金4の4位で踏みとどまっています」
「勝てる試合を勝ちきっている、それが大きいのかしらね。その分、負ける時は手も足も出ずボロ負け完敗、てのが多いという感じは受けるけど」
「確かに、打てないけれど耐えて凌いで、1チャンスをものにして勝つ、なんて試合が結構あったよね」
「そうね、実に横浜らしくない勝ち方ね」
交流戦でのロッテ戦、オリックス戦でもぎとった勝利などだろう。

「前半戦の想定外をあげてみましょうか」
「色々あったもんね」

▲今永、ウィーランド、濱口の離脱。石田も勝てず、昨年度の先発ローテ陣が全く勝てない
▲ロペス離脱
▲梶谷、復帰してすぐ離脱
▲筒香も一時離脱
▲桑原、倉本、戸柱、まったく打てず
○三嶋、中継ぎで復活
○新たな戦力の活躍(神里、楠本、宮本、中川、京山、バリオス)
○宮崎、長打力UP(HR増加、その分三振増)

「良いことも悪いこともあったけれど、悪いことの方が圧倒的にダメージでかいわよね」
「まあ、悪い事イコール主力の想定外事象になるからねぇ」
若手や一軍定着していないような選手の場合、活躍できなくても想定外ではないのだから、当然そうなる。
「満足しちゃいけないんだけど、こういうのを見ていると、確かに頑張ってきたんだなとは思うわよね」
チーム力が上がってきたということか。
まあ、色々と采配批判も多くなっているが、采配をふるったところで選手達がその通りに動けないというのはあるだろうが。

「んじゃあ最後に、前半戦で印象に残った試合をあげましょう!」

「私は・・・・そうですね、6/18の西武戦でしょうか」
「渋いわね。何故?」
打てるのが宮崎選手だけという状態で山賊打線に挑み、なぜか飯塚投手が併殺を取りまくってピンチを乗り切り、本当に宮崎選手だけがHR2本を打って勝つという、よくもまあ勝てたな、という試合だったからです」
「あの試合はねー、確かに、宮崎以外はどうしようもな打線だったわねー」
懐かしそうにしみじみと言う結乃。

「私は、5/31の楽天戦、山下選手の涙のサヨナラタイムリー!
「あの試合は、9回2死から同点2ランを岸から打った筒香も凄かったわよね
「うん。でもあの試合は泣いたよー。良かったね、山下選手!」

「そしてあたしが選んだのは、6/16のオリックス戦よ! 延長戦の末に1-0でDeNAが勝つという、まさにらしくない試合だったわね!
「こういう試合を勝てていたから、今の場所にいられるのでしょうね」
「それにしても、奇しくも三人とも交流戦だったね」
「後半戦は、セリーグ相手に印象深い試合をしようじゃないの!」

苦しかったが、新顔の活躍なども嬉しく楽しかった前半戦。

前半戦のMVPは、打はもちろん宮崎、投は三嶋に進呈するわ!

 

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