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2018年振り返り #10 苦しみ続けた一年 戸柱 恭孝

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2018年振り返り #10 苦しみ続けた一年 戸柱 恭孝

 

「戸柱先生、シーズン後半からはずっと出てこなかったねぇ」
残念そうに項垂れる理衣。
本人的にも相当に悔しい一年だったでしょうね。成績的にもねぇ」
結乃もまた厳しい表情をしている。
そんな戸柱の2018年成績は以下のようになっている。

#10 戸柱 恭孝

出場試合 :  25
打数   :  56
打率   :.179
安打数  :  10
HR   :   1
打点   :   6
盗塁   :   0

「出場していないとは思ったけれど、25試合しか出ていなかったんだ!?
「思っていた以上に出場数は少なかったわね」
ルーキーの年から正捕手として110試合以上も出場していたのに、2018年はその四分の一もないわけである。
開幕一軍こそ勝ち取り、当初は正捕手に近い形で起用されたものの、徐々に出場が少なくなっていった。
そして後半はずっと二軍暮らしとなった。

「まあねぇ、先発マスク時の防御率も悪かったし、チームの勝率も悪かったし、落とされるのは仕方ないところよね」
「打撃の方も、2017年は50打点もマークしてくれていたのにね」
「それが出来すぎだったって言うのはあるけどね。良いところで打ってくれていたけれど、打撃全般の数字はよくないからね」
守備で結果を残せず、打撃でも低迷。
なれば、一軍に置いておくわけにいかないというのも致し方ないか。

「何が悪かったのかな?」
「まあ、純粋にプロの壁にぶつかった、っていうのはあると思うけれど」
一年目も拙いながら色々と吸収して育っていった。
ある程度のところまでは力がついてきたが、プロの捕手としては三年目、経験値は絶対的に少ないわけである。
捕手としての引き出しが少ない、そういうことじゃないかしら?」
「厳しい世界だよねぇ」

捕手の引き出しという点であれば、三浦や藤井といったベテラン投手と組み、叩き落とされても這い上がってきた高城。
年齢は若いが、高城がもっとも引き出しが豊富だったのではないだろうか。
それだけ、捕手は経験が重要なポジションであり、その経験が圧倒的に足りないのが戸柱である。
「難しいわよね、いくら二軍で経験しても、一軍とじゃあ全然違うでしょうし」
「他のポジションと違って、試合に出られる選手は限られるしね」
それでも競っていかなければ生き残れない。
分かっていて、捕手をやっているはずなのだから。

壁としての性能は高いわけだから、あとは経験を積んで、アウトコース一辺倒にならないようなリードをね」
「それと、必要な打撃能力、かぁ」
「まー、打撃は誰もあまり変わらないけれどね。来期、伊藤がセリーグに慣れてどれだけ力を出せるか次第かしら?」
伊藤、嶺井に今期は差を付けられてしまった戸柱。
当然、本人とてこれで終わるつもりはないだろう。

ベテランも、負けてられないからね!
まだ20代だけどね・・・・」
「と、いうことで、採点は10点!
「うーん、仕方ないかぁ。この悔しさをバネに這い上がってきて!」
貫禄ただようたたずまいだが、まだ未熟なのである。
秋季キャンプ、自主トレ、春季キャンプと、死ぬ気でやるのだ。

 

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