2023年9月30日 ヤクルト戦
結果:横浜4-2ヤクルト
敢闘選手賞:ソト、上茶谷
「とりあえず2位の可能性は残ったか」
結乃が腕を組んで言う。
「素直に喜びましょうよ!」
理衣は拍手をしている。
広島が勝ったため、負ければ3位が確定する。
苦しい展開が続いたが相手のエラーもあって同点に追いつき、9回に勝ち越し勝利した。
「ソトが終盤で少しでも調子をあげてきているのは助かるわね」
「勝ち越しの2ラン! タイトルとった頃の勢いはなくても、まだパワーあります!」
「なんだかんだ、ソト以上の選手がいないってのもね」
「まあ、投手のレベルがあがっているからね」
「そして今永は苦しみながら6回2失点か。結局勝ち星は増えなかったわね」
「シーズン終盤、明らかに調子を落としたもんね」
「果たしてこれでメジャーにいくのかどうか」
「そ、それは、ポストシーズンも含めて全て終わってからでいいじゃない」
被安打7だったが、初回以降は1イニングで複数安打を許さなかったことで失点は防いだ。
「上茶谷がこの試合では回跨ぎで頑張ってくれたわね」
「いつの間にやら勝ちパターンの投手です!」
「他の投手の不振、怪我とかあるけれど、本当に助かるわね」
「ウェンデルケン投手もきっちりセーブです!」
上茶谷、ウェンデルケン、そして怪我で離れたとはいえ森原。
彼らがいなかったらどうなっていたことか。
「さて、負けられない試合が続いて、でも難敵も続いて高橋宏!」
「とにかくリードを許さないようにしたい!」
「大貫の出来次第ね。前回みたいな投球をしれくれたらいいんだけど」
「勝ちましょう、2位をめざして!」
広島が勝てばどうしようもないけれど。
負けたくはないのと、貯金10目指していきましょう。