2024年6月13日 ロッテ戦
結果：横浜３－０ロッテ
敢闘選手賞：大貫
「よし、これでスイープね！」
結乃が拳をつきあげる。
「借金も２まで減りました！」
理衣も喜びを素直に表す。
連勝で迎えたカード３戦目。
勝ち運のなかった大貫が先発だったが、珍しく序盤に３点の援護をもらった。
大貫も５回１失点で試合を作り、３勝目をあげることができた。
「５回で交代したのは何か理由があるのかしら」
「球数的にはまだいけたよね」
「２、３回はランナー出すの多かったけれど、４、５回はきっちりした感じだけど」
「その辺は首脳陣がどう考えたのかだね」
９０球くらいで落ちてくることを考えたのか。
あるいは勝ち運から離れていることから交代したのか。
それでも後を継いだ徳山、坂本、ウィック、森原が無失点リレーで勝ちきった。
「今のところの勝ちパターンはこのリレーになるわよね」
「全員、三者凡退にはならなかったけれど、それでも抑えました」
「このところ森原が不安定だけど、それでも抑えてくれたからね」
「疲れも出てきているかもね」
それでも点を与えずに勝つことが重要。
「打線は１０安打３点と決して効率はよくなかったけれど、筒香、牧のホームランが出てなんとか」
「度会選手も３試合連続タイムリーです！」
「やっぱ、もっている感じはするわよね」
「この試合は猛打賞です！」
連勝していたのにこの日もスタメン、打順を変えてきてどうかと思ったが。
まあ、京田と森の８、９番はノーヒットだったわけなのだが。
「とにかくこれで借金２、残り３試合も勝てば貯金よ！」
「いきなり強気になるね。でも、そこを目指していきましょう！」
「その運命を握る先発は久しぶりの濱口、果たしてどうなるか」
「良いところを見せて欲しいね！」
パリーグ相手には強かった。
相手の西武は今シーズン不調とはいえ安心できるわけもない。
勝ちたいですね。
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