2024年6月16日 西武戦
結果：横浜５－０西武
敢闘選手賞：石田裕太郎
「７連勝ね！」
結乃が拳を突き上げて言う。
「これで貯金１、交流戦では貯金４です！」
理衣も笑顔で言う。
カード連勝、さらに６連勝で迎えた交流戦の最終戦。
ここまで来たら７連勝で終えたいところ、先発はこの連勝の立役者である石田裕太郎。
相手が絶不調かつ打線の弱い西武ならいけるかもとは思っていたら。
まさかのマダックス達成である。
「コントロールが良いから、どんどんゾーンで勝負できているのがいいわよね」
「無四球完封だもんね」
「もちろん、相手の打線が弱いからってのもあるけれど、それでも大したものよね」
「ルーキーで無四球完封とか、凄いよね」
今季のルーキーたちは本当に今のところ当たりである。
「そんなルーキーの援護は、初回にまた度会が先制のタイムリー！」
「これで復帰後は毎試合安打？」
「さらに打点もずっとついているからね」
「打線に勢いをもたらしてくれています！」
こうなると、守備がイマイチでも起用し続けたくなる。
「初回以降は抑えられていたけれど、そんな６回にはこちらも交流戦好調のオースティンが一発！」
「やっぱり長距離砲って感じの打球だよね」
「オースティンの打球は格別よね。足も大丈夫なようで何よりだわ」
「リーグ戦再開まできっちり休んで欲しいね」
その後も佐野のタイムリーで３点差に。
さらに９回にはダメ押し、度会の犠牲フライに、またまたオースティンのタイムリーで５点差。
これで石田裕太郎も楽になっただろう。
「３点差だったら森原が登板の可能性もあったかもだしね」
「チームの勝利を優先するなら、だね」
「文句ない勝利、といいたいところだけど、この試合は４、５番がブレーキだったわね」
「まあ、そこを他の選手がカバーしたと思えば」
特に筒香は７回の１死満塁でゲッツーに。
まあ、他の試合では良いところで打ってくれているので文句は言わない。
「さ、これで４日間あくから上手く休息とコンディション調整して欲しいわね」
「リーグ戦でも、この調子を維持したいね」
「相手が変わってまたどうなるか、ね。ホームで勝てないのもどうにかしないとだし」
「ここからどんどんあげていきましょう！」
良い感じで終わって。
次の試合まで良い気分でいられますね。
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