2018年8月31日（金） vs 阪神タイガース
結果：横浜 雨天中止 阪神
敢闘選手賞：なし
「ああ、せっかく先制して良い感じだったのに、雨か！」
「自然には勝てないね」
「甲子園で雨ならこっちのものと思ったけれど、中止じゃどうしようもないわね」
うらめしい思いを抱えて結乃はため息をつく。
ロペスに久しぶりの先制ホームランが出た。
追いつかれたすぐ後にソトの勝ち越しホームラン。 さらに大和のタイムリー。
４－１とリードをしていただけに続けたかったが致し方ない。
「まあ、濱口も相変わらずな感じの失点だったし、続けていたからといって勝てていたとは限らないけれど」
それでも勝てる可能性が高めだったのは確か。
「ツキもないのかしらね。今年、阪神戦には勝つなってこと！？」
「そんなことないとは思うけれど」
と言いつつ、理衣も困惑した表情。
「ま、いつまでグチグチ言っていたところで変わるわけではなし、それより切り替えて２戦目を勝ちましょう！」
「その２戦目は京山投手だね」
「そして相手は苦手なタイプの小野か････ああもう、本当に初戦が続けられて勝っていれば！」
「あれ、切り替えたんじゃ」
「人間、そう簡単に切り替えられるもんじゃないってことよね、あはっ」
「あはっ、て････」
呆れてジト目で結乃のことを見る理衣。
「でも本当、３戦目に今永が出てきたら勝てる可能性が低いから、なんとか２戦目に勝ちましょう！」
「何気に今永投手をディスってるね」
「まったく、せっかくメッセが出ない３連戦だったのに、これでまたメッセと当たる可能性が増えるじゃない！」
「それは、本気で避けたいよね････」
今季、手も足も出ない状態のメッセンジャーとの対戦は出来る限り少なくしたいのだ。
「でも、一番の問題は天気かもね！」
「阪神さん、大丈夫なのかな････？」
さて、どうなることか。
そして雨で流して８月を終えて、流れも変わってくれるか。
ラスト一か月ちょい。
阪神だなんだと言っていられる状態ではないぞよ。
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