2024年振り返り #61 一番に固定も肉離れで悔しい離脱。次は追いかける立場だ 蝦名達夫
「怪我が惜しかった蛯名ね」
結乃が残念そうに言う。
「本当、でもチームに貢献してくれていた事実はかわりません!」
理衣が力強く言う。
一時期は1番打者として固定されて結果も出していた。
しかし、肉離れを発症して離脱。
その座を梶原に譲るような形になってしまった。
#61 蝦名達夫
出場試合 : 76
打数 : 223
打率 :.256
出塁率 :.324
安打数 : 57
HR : 3
打点 : 17
得点 : 28
盗塁 : 3
OPS :.678
「ホント、離脱するまで良い感じでチームの一番打者に入っていたのよね」
「先頭打者HRも放ったりして、パンチ力もあるしね」
「センターも守れて、足もそこそこ速い。このままうまく成長できれば、ってところでね」
「本人も悔しかっただろうね」
しかしレギュラーの故障は控えのチャンス。
そのチャンスを活かしたのが梶原だった。
「2025年は、今度は梶原を追いかける立場から開始だからね」
「本人もやる気に燃えているだろうね」
「梶原の活躍があったからなんだけど、蛯名もそれまで駄目だったわけじゃないからね、怪我さえなければ対等以上にやれると思っているでしょうし」
「着実に成長してきているよね」
かつては消極的な打席を非難されもした。
守備で甘いところを見せて非難もされた。
そういうところを一つずつ改善して、今に至っているのである。
「蛯名もドラフト6位だからね、本当、ドラ6は色々くるわね」
「梶原選手に宮崎選手、とね」
「上位選手を食ってやるつもりでね、いってほしいわね」
「まだまだ外野手争いはし烈で、結果も決まっているわけじゃないからね」
巻き返していきましょう!