2018年振り返り #66 二軍の控えで終わらず一軍目指せ 西森 将司
「西森選手、毎年ちょこっと一軍に上がってくるんだよね」
「交流戦とか、オールスター前とかよね」
西森談義をする理衣と結乃。
そんな、ちょこっと出てきた西森の成績は以下である。
＃６６ 西森 将司
出場試合 ： ３
打数 ： ３
打率 ：．０００
安打数 ： ０
ＨＲ ： ０
打点 ： ０
盗塁 ： ０
「あちゃぁ、寂しいわね！」
嘆く結乃。
「ヒットが出ないね。まあ、打席数も３打席だけど」
「通算でも一軍のヒットは二本だしね」
「二軍ではもうちょっと打てているんだけどね」
「やっぱり、一軍で打てないと駄目よ！」
俊足で両打ちの捕手という珍しいステータスの持ち主だが、いかんせん、打撃が弱すぎる。
そのフットワークは悪くないと思うのだが。
「西森が捕手として出ているの、久しく見ていないわ」
「むしろ、あったんだ････」
「２０１４年、靏岡とかもスタメンに名を連ねた年よ。あの年は鶴岡が阪神行ったからね」
高城、嶺井ではなかなかどうしようもない時代であった。
「正直、点数はつけられないわ！」
「そんな」
「じゃあ、２０点で」
「なんか、テキトー！？」
「仕方ないじゃない。西森は、キャッチャーだから解雇にならないわよね」
ベイスターズはキャッチャーが少ない。そして、西森以上に他の捕手が解雇されているのだ。
「西森の場合、足があって代走、外野も出来るというのがあるのも強みよね」
「何か武器を持っている、ユーティリティ捕手っていう特性だね」
「一軍に上がるのは厳しいけれど、二軍でも試合をするために保守は必要だからね」
２０１８年のドラフトを終えて捕手は６人、最低限の人数であろう。
「なんとか、一軍に上がったら足も活かしてアピールしたいわよね」
「そのためのスイッチでもあるんだろうしね」
「非力すぎよ！ もっとパワー付けないと一軍じゃ通用しないからね。捕手だからって安心していたら駄目よ！」
投手より悪い打率ではちょっと、である。
「他の捕手にない力で生き残り、一軍でちょっとでも活躍できるように！」
「昇格のチャンスはありそうだもんね」
「その、少ない機会をどう使うかだからね」
まずは足でアピールして見せてほしい。
頑張れ、西森。
応援クリックしていただけると幸いです。
