2024年3月31日 広島戦
結果：横浜１－５広島
敢闘選手賞：石上
「さすがに開幕３連勝とか簡単にはいかなかったわね」
ため息を吐き出して言う結乃。
「うーん、残念！」
理衣も肩を落とす。
１点ビハインドから、終盤にミスが重なり点差も離れてジ・エンド。
「負けるのは仕方ないとして、やっぱりミスを減らしたいわよね」
「８回の問題の場面だね」
「佐野のホームへの無駄な返球、しかもそれが反れて。カバーに入ったオースティンまで悪送球と」
「ミスが３つ？ それで２失点だもんね」
「その後に内野ゴロでもう１点とられて」
「いやー、辛いですね」
とりあえず佐野が普通に中継に返しておけばよかっただけのこと。
開幕２戦でファインプレーが色々と出たが、その前に基本的な守備の力をあげないと厳しい。
まあ、これならリードしていたら守備固め出すよね、という点でもある。
「２連勝で浮かれているところもあったかもしれないから、ここで引き締めたいわね」
「そうそう、活かしていかないとね」
「幸いなのは、先発の大貫は６回２失点とＱＳは達成している点ね」
「３連戦、東投手、平良投手、大貫投手の３人ともＱＳはできているもんね」
先発が崩れていないのは良かった。
「ただ、上茶谷は２軍調整したほうがよくない？ オープン戦からずっと悪いでしょ」
「この試合でも、そうだったもんね」
「中継ぎはある程度人がいるし、なんとか回せるんじゃないかと思うのよね」
「調子悪いまま上にいても、ね」
山崎、ＪＢ、森原、伊勢、ウィック、松本、徳山、石川、と８人いるわけで。
しばらくはこれで回せる。
「打線の方は６安打１得点に抑えられたわね」
「初回はいい感じで先制できたんだけどね」
「１点とってなおもチャンス続いたけれど、そこで終わっちゃったわね」
「６回に２死１、２塁で松尾選手が代打で登場するも、残念ながら凡打に終わっちゃったね」
「そううまくいくはずないけれど、あそこで代打に選ばれるくらいに信用されていると考えましょう」
この日は度会も５－０と抑えられた。
ただ、石上が唯一、２安打と気を吐いた。
守備でも好プレーを見せ、開幕３試合連続安打と良いところを見せてくれている。
「まあ、カード勝ち越しはしたしね。開幕でカード勝ち越ししたなんてすごいじゃない！」
「何せ三浦監督は開幕カード３年間未勝利だったからね」
「いつも連敗スタートだったのが、今季は勝ち越してスタート！ これは何か変わる予感！」
「週明けカードからも頑張りましょう！」
ただ、日曜日はやっぱり勝ちたいですね。
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