2026年6月4日 楽天戦
結果:横浜8-7楽天
敢闘選手賞:三森
「東で初回4失点の時点で負けたと思ったわよ」
結乃が大きく息を吐き出して言う。
「まさかまさかの展開でしたね!」
理衣は興奮気味に言う。
打線は相変わらずで7回まで無得点。
さらに8回には堀岡がダメ押しとなる3失点で0-7となり、こりゃダメだムードが広がるが。
「8回裏にまさかの猛攻、7得点で追いつくとはね」
「四死球も絡めて、いやー、びっくりだね」
「もちろん、楽天の中継ぎが弱いってのはあるんでしょうけどね」
「それでもこれだけ打ったってのは事実です!」
中でもこの日から復帰の牧が1点目と同点となる6、7点目をたたき出した。
やはり、この男なのか。
「ただ、これで本来なら勝利の流れ。それを今シーズンはなかなかつかめないのよね」
「でも9回表、伊勢投手が良い投球で流れをそのままにしたね」
「同点に追いついてなお2死満塁で筒香が倒れて追いつけなかった、ってのがちょっとアレだったけれど」
「流れを渡さぬまま9回裏です!」
ここは完全に楽天が勢いを失った流れのままだった。
四死球で2死1、2塁。
代打・神里の打席で相手投手が暴投し、2塁ランナーの三森が一気にホームまで生還!
「これは凄い走塁だったわね!」
「タイミング的にはアウトだったんだけど」
「滑りながら左手を引っ込め、右手で回り込むようにホームにタッチだからね」
「咄嗟の判断なら凄いよね!」
最初はアウト判定も、別角度からの映像を見ればセーフは明らか。
判定が覆って見事にサヨナラのホームインとなった。
「これでかろうじてまた3タテを免れたわね」
「ホッとしたね」
「東はこういう試合もあるというしかないけれど、東の試合で落とさなくてよかったわ」
「この勢いでソフトバンク戦に!」
とはいえ、今のチーム状況で相手のソフトバンクの状態を思えば、一つ勝てるかどうかも危ないところ。
初戦の篠木は頑張ってほしいところだが、どうなりますかね?