2022年振り返り #53 見事にプロ初勝利も1軍定着には至らず 池谷蒼大
「面白左腕の池谷ね」
結乃が肩をコキコキならしながら言う。
「そんな分類はないよ・・・」
呆れたように言う理衣。
変則左腕で生き残りを目指します。
#53 池谷蒼大
出場試合 : 6
投球回数 : 5.1
防御率 : 3.38
勝利 : 1
敗戦 : 0
ホールド : 0
セーブ : 0
被打率 : .158
WHIP : 1.88
奪三振 : 7
失点 : 2
「とりあえず、プロ初勝利はおめでとうね」
「おめでとうございます!」
「その試合もパーフェクトリリーフだったから、よいところあったわ。2年目で初勝利あげたから。。。60点にしておこうかしら」
「点数が難しいところ?」
高卒からの社会人なので、即戦力とも少し違う感じ。
投げ方を変え、サイドスロー気味にして、他の救援左腕との差別化を目指した感じ。
「それもきいたのかわからないけれど、投球回を上回る三振を奪っているわね」
「救援投手だと、三振がとれるのは大きいよね」
「ただ、三振7だけど、四球も7だから、ランナーを出しすぎよね」
「その辺が一軍に定着できなかったところかな」
シーズン序盤はリリーフ陣もまだ手探りだったり、不調もあったりして、チャンスはあった。
プロ初勝利をしたまではよかったけれど、そこからが続かなかったか。
「中継ぎは激戦区ではあるけれど、まずはビハインドから入り込んでね」
「変則左腕ということで働く場をみつけたいね」
「そのためには前述した制球力をあげるのと、何か武器となる変化球ね」
「1年目のときから面白い存在な感じだったけれどね」
「期待はしているのよ、若手の中継ぎ左腕候補として!」
同じ左腕の石川あたりと競うところか。
「2023年は、1軍で30試合登板を目指してほしいわね」
「そのためにも信頼を得て!」
キャラクターもよさそうだし、以前のファンフェスのように入江とともに盛り上げてほしい。
実際のキャラがどうなのかは分からないけれど・・・