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2018年ベイスターズの歩み ベイスターズ

2018年3月13日 楽天戦;倉本の打撃は本物か?

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■2018年3月13日 横浜DeNAベイスターズvs日本ハムファイターズ

 オープン戦の結果で一喜一憂するな。そう、従妹の結乃には言われていたけれど。
「よーっし、快勝! やっぱり勝つと気分良いわよね」
 言った本人がこの調子なのだから、やっぱりファンにとっては贔屓球団が勝つ、負けるは大きな違いなのだろうと理衣は思った。
 特に、これまでのオープン戦で強さを誇っていた楽天との試合で快勝したのだから嬉しくもなるのだろう。交流戦でも、楽天には過去から苦しめられてきているというのもある。
「若手もレギュラークラスもきっちり一本くらいヒットを打って、良い感じよね。心配なのはヒットがさっぱり打てず、今日はスタメン外れちゃった桑原よね。でも競争があるのは良いことだし、これで桑原がまた奮起してくれたら相乗効果よね」
 結乃が口にしたとおり、若手、新戦力はオープン戦も中盤に入るとそろそろ振り落とされることが考えられてきそうだが、皆が皆アピールを続けており、誰かが落ちそうだというのが今のところない。
 むしろ昨年のレギュラークラスの調子がよくないが、彼らの場合は逆に開幕に合わせてあげてくれればよく、今の時期に絶好調でも困るのだ。
「宮本もオープン戦初ヒットに盗塁も決めているしね。いやー、悩ましいわ」
「ピッチャーはどうだったの?」
「前回はイマイチだったバリィさんが良い結果を出したのは収穫ね。なんだかんだと先発ローテーションも楽ってわけじゃないし、候補がいて悪いことはないし」
 先日の試合では石田が炎上して不安を覚えさせられた。ウィーランドは単にまだ登板していないだけだと思うが、今のところ去年のローテピッチャーで安定しているのが今永だけなのだ。
「イマイチだったという点では健二朗もこれまでピリッとしなかったけど、今日は抑えたわね。砂田、エスコバーが打たれているから、健二朗には頑張ってもらいたいし」
 健二朗というと、あのオラついている人か、と思い出す理衣。
「国吉は……どうなのかしら。ホームランだけといえばそれまでだけど、結果が欲しいわよね。まあ、まだチャンスはありそうだけど」
 唯一、失点した国吉だったが、試合自体は快勝だったせいか結乃の採点も甘めだ。このところ苦い試合が続いていただけに、ちょっとくらいのお目こぼしは良いだろう。というか、そんな偉そうに何様なのか。
「まあそれより、今日はなんといっても倉本よね。2打数2安打、しかも一本は3ランって、どうしちゃったのかしら一体」
「何か変なの?」
変に決まっているじゃない。過去三年間で5本しかホームラン打っていないのに。おまけに打撃自体が好調だし」
「えーっと、大和効果じゃないかって言われているみたいだけど」
「まあ、守備じゃ到底かなわないからね、相当に打てないとレギュラーも厳しいかもしれないから。打てるセカンドなら、守備が普通くらいできればね。あー、でも柴田とか雄洋とかもなー」
 こうしてあれこれ妄想して悩むのもファンの楽しみである。脳内ならば幾らでも好きなだけ無料でオーダーを組んで試合に臨めるのだから。
「うーん、快勝だったけど、なんか物足りないわね」
「贅沢じゃないの結乃、勝ったんだから良いじゃない」
「そうなんだけど、やっぱり勝って兜の緒を締めよじゃないけど、誰か……あ、良く見たら乙坂、打率1割切っているじゃない! メキシコの力はどこいっちゃったのよ」
 と、軽くツッコミを入れて満足する結乃であった。

3月13日の試合結果
●イーグルス 1-7 ○DeNA

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