2024年4月30日 中日戦
結果：横浜２－１中日
敢闘選手賞：中川颯
「いやー、本当に勝ったのかしら？」
首を傾げる結乃。
「間違いなく勝ったから！」
理衣は手を叩いている。
とりあえず、どうにかこうにか連敗ストップ。
「まー、やっぱ野球は投手、先発の中川颯が６回１失点の好投でプロ初勝利！」
「おめでとうございます！」
「やっぱコントロールよくて崩れないのがいいわよね」
「打たせて取る投球で球数も少なくすいすいと！」
７回、連打を打たれたところで降板。
球数は少なかったが、トレーナーもやってきて、どこか怪我でもしたのか？
とりあえず何もないことを願う。
「ちょっと好投したら負傷とかやめてほしいわよね！」
「平良投手も戻ってこないしね。。。」
「横手投げ、下手投げはそういう負荷が高いのかしら？ 深沢もそうだし」
「そこは情報を待って、まずは勝利を祝いましょう！」
幸い、中継ぎ陣は伊勢が中川の残した走者を一人は返したものの、山崎、森原はきっちり抑えてくれた。
「しかし打線がねぇ、９安打したけれどチャンスに何もできないわねぇ」
「初回に投手強襲安打で先制点はとったんだけどね」
「小笠原も無事なようでよかったわ」
「そこから力投されちゃったね」
しかし３回の無死１、３塁では４、５、６番で点が取れず。
５回の無死１、３塁では佐野のダブルプレーの間にどうにか１点。
６回も無死２塁から無得点。
８回１死１、２塁で代打の宮崎がダブルプレー。
「情けない攻撃ね」
「なかなかうまくいきませんね。。。」
「最低限が出来ないとね！」
「なんとか勝利したので、ここから流れを変えられるといいね」
打撃陣では２番に入った蛯名が２安打１四球とまた結果を残した。
ここでチャンスを掴めるかどうか。
「さ、３戦目は石田が今季初登板、ここで好投を見せてくれないと困るからね」
「期待しましょう！」
「相手が今季防御率０点台の涌井だから、ホント、無駄な失点しないように！」
「次の日が試合ないから、序盤から全力でいって中継ぎ勝負でもいいもんね」
残留してくれてありがとう！ そう言わせる投球を見せて欲しいですね。
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