2022年振り返り #2 ２年目のジンクス関係なし。チームの顔として活躍！ 牧 秀悟
「神奈川Ｎｏ．１の牧よ」
結乃が胸を張って言う。
「侍ジャパンにも選出されて、世界の牧選手になるかも！」
理衣も勢いよく言う。
１年目に大活躍を見せてくれた牧。
２年目のジンクスも心配されたが、成績はこのようになった。
＃２ 牧 秀悟
出場試合 ： １３５
打数 ： ５０９
打率 ：．２９１
出塁率 ：．３５４
安打数 ： １４８
ＨＲ ： ２４
打点 ： ８７
得点 ： ６３
盗塁 ： ３
ＯＰＳ ：．８６１
「２年目のジンクスなんて心配なかったわね！」
「見事な成績を残してくれたね」
「打率こそ落としたけれど、ＨＲ、打点は増えたしね」
「１年間、４番を通してくれたしね」
「ということで９０点はあげちゃうから！」
「当然ですね！」
成績を残し、日本代表にも選ばれた。
２年目にしてチームの中心、ベテランの雰囲気。
「昨年は終盤に怒涛の追い上げをみせたけれど、今季は序盤が好調で終盤に落ちたわね」
「落ちたと言っても、この成績を残しているからね」
「今年はオリンピック期間の休みもなかったし、相手の研究やマークも厳しくなる中だったし、たいしたものよね」
「今や、欠かせない存在だもんね」
ＨＲ、打点、ＯＰＳはチーム１位。
まさに、打の中心にすわっていたといってよい。
「セカンドの守備は物凄くうまくないわけじゃないけれど、状況判断とかいいわよね」
「守備で助けられることも地味にあったもんね」
「セカンドであれだけ打てるっていうのが強いわよね」
「この先もセカンドを守り続けるのかな」
「他にセカンドで誰か出れば、サードやファーストへ、ってのもあるでしょうけれど、しばらくはないでしょ」
「チームのストロングポイントとして頑張って欲しいね！」
本当にストロングポイントなのかはわからないけれど。
「さあ、２０２３年は３年目、タイトルも狙いたいけれど、なかなか難しいところよね」
「バランスは良いけれど、突出しているってタイプじゃないから、タイトルとなるとね」
「チームの勝利に貢献してくれればいいわ。そろそろキャプテンやっても良いんじゃない？」
「まだ早くない？」
「チームがどう判断するか、ね」
「なったらなったで、もちろん全力応援するけどね！」
時期はともかく、次期キャプテンは牧しかいないだろう。
「とにかく、２０２３年もチームの中心として頑張ってもらわないといけない存在だからね！」
「期待しかありません！」
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