「ということで、雨天中止もあって13試合だけど5勝8敗の借金3で5位スタートね」
結乃が腕をう組んで言う。
「良くはないけれど、最悪までは至らなかった感じかな」
理衣はなんとも微妙な感じの表情。
ヤクルト相手に開幕3連敗。
その後も投打がかみ合わず勝ち星が伸びなかったが、5カード目の広島戦でようやく連勝、カード勝ち越しで最低限の見栄えは整ったのかどうか。
「打率はリーグ3位、防御率がリーグ5位、失策は5位タイ(実質最下位)と、やっぱり守りの方でほころびが出ているわよね」
「一方で得点が伸びないからなかなか勝つのが難しい状況だね」
「開幕からの1番牧が機能しているようなしていないような」
「牧選手は出塁率が4割を超え、得点もリーグ3位だから、1番としての役割は果たしているんだけど」
「一方で打点はわずか4。1番だから当たり前だけどのびないわけよ」
「そこがねー」
牧に返す役割も果たしてほしいわけで。
そうなると1番牧では点は増えないが、阪神の佐藤、森下が14、13打点を稼いでいるのと比較しても寂しい。
「ただ、広島戦で宮本、勝又、度会といったところが活躍して、スタメンや打順を見直したのが少しずつハマりそうな気配もあるわね」
「この序盤でうまいことハマる打線になるといいね」
果たして1番牧はいつまで続けるのか。
若手はどうするのか。
その辺をしっかり見ていきたい。
「投手陣は苦戦。特にローテがね、東以外がなかなか勝てない」
「石田裕太郎投手は好投しているときに勝ちがつかなかったのがね」
「デュプランティエはインフルエンザで仕方ないけれど、入江は先発で通用せず、コックスは上半身の不良と、あっという間にローテ再編よ」
「ここは他の投手のチャンスだからね」
緊急登板で4回1失点と踏ん張った深沢。
これから投げるであろう平良、そして他の投手。
先発ローテに入り込むチャンスである。
「中継ぎも苦しいけれど、セットアッパーにレイノルズ、抑えに山崎である程度いけそうな目途がついたのは大きいわね」
「特にレイノルズ投手はいいね。コントロールも悪くないし」
「山崎は年間通していけるか、ね」
「今の状態なら250セーブもみえてきます!」
ということで、まだまだ課題はあるが、開幕直後よりはよくなってきた。
あとは相川が経験を積んで采配が変わってくるか。
イマイチの選手も状態をあげてくるか。
とりあえず阪神を独走させないようにしないと、ですね。